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怪しい薬の研究所
第1章 大学生の友人同士が……
 別室では、いつしか宮元が自慰を開始しており、ちょうど二人の絶頂シーンを見たところで、宮元もまた果てたようだった。



 すぐそばでモニターを凝視し、満足そうに頬を緩める莉央菜は、宮元の方を一切見ようともせずに立っている。



 満足感といくばくかの疲労を感じさせる声で、宮元が言った。

「ふぅ~! 最高のシーンが撮れましたね」

「ふふ、まぁね」

 莉央菜もまんざらでもなさそうな様子だ。

 そんな莉央菜が、宮元に視線を移して言った。

「あなたの一人エッチも2回戦へ突入となるかもね。モニターを見るといいわ。予想通り、1回だけで満足できるはずがなかったようね」

 モニターの向こうでは、太一と凜が全裸で繋がったまま、離れようともせずに何かボソボソと話しているようだった。




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