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夜は、毎晩やってくる。
第7章 男と女の幸せ
「はむ……ちゅ……順の……おっきい……それに、苦し気で……切なそう……好き……ぺろっ……」
「うああっ……日菜ちゃんっ……ああっ……それっ……舌ぁ……! ううう、駄目だぁ……きっ……気持ちよすぎる……よ……で、出る……出ちゃう!」
「出していいのよ……出しなさい。一人でしてるときと同じように」
「一人でなんかしてないっ……んっ、ああああっ!」
「じゃあどうしてこんなに感じてるの? 初めてとは思えないなー。あっ、それならもしかして、他の子にこういうこと、して貰ったこがあるとか?」
「それも……ないって……」
「本当? 私が初めて?」
「はっ……初めてだよ! こんなことして貰ったの……日菜ちゃんが初めてだっ……あ、くっ……うううあっ!」
問い詰めながらペロペロと舌を這わせる。
布越しに伝わる日菜の舌の湿り気に纏わりつかれて、その度に順が喘ぐ。
普段のウブな様子を見ていれば、初めてということはわかっていたけれど、改めてその口から告げられて日菜の心の中に、自分でもびっくりするほどの満足感が込み上げた。
それは、日菜にとっても初めてのことだった。
こんな風に気持ちになるなんて知らなかった。
目を細めてニンマリと笑みを浮かべ、それでも追求の手を緩めない。
「……それで、オナニーは? してるんでしょう、やっぱり」