この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
夜は、毎晩やってくる。
第7章 男と女の幸せ
「あ……男の子に見せちゃうの……初めて……感じる……見て、こんなに……いっぱい溢れてる……」
くちゅ……。
指でなぞっただけで、秘裂から糸を引く愛の水。
「順への想いがね……こうして溶けて出て来るの……抑えられない……」
「日菜ちゃん……」
「だからね、順にも出して欲しいの。私のこと、どれだけ好きか教えて欲しいの」
そう言って、今度は手で扱き始める。
舌は胸へ。縄の少し下の位置にあるピンク色をした順の乳首。
チロリと舌先で触れたそれはすでに硬く尖っていた。
「くはあっ……ひ、日菜ちゃんっ……!」
順が上体をビクンッと跳ねさせる。
縄の下で筋肉が硬直してブルブルいっている。
このまま手を休めなければ、絶頂まで導ける。導いてあげたい。
夢ではなく、本物の自分が吐精させる。
そんな想いがふつふつと心に滾る。
日菜は手錠をした順の手を取って自身のぬかるみにあてがい、コックリングに縛られた彼の爆発物を責めたてた。
「日菜ちゃっ……ああっ!日菜ちゃんっ……出るっ! あああっ……好きだよ! 愛してる! 日菜ちゃんにいかされちゃう! ぼっ……僕は……日菜ちゃんの物だよっ……ああああああっ!」
ブリーフの中で爆発が起き、剛直は二三度ビクビクと痙攣したあと、首に嵌っていた愛の拘束をするんと根元に落した。