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夜は、毎晩やってくる。
第9章 届けて欲しいの 後編
「いやっ……や、やめて……他の人の見ている前でなんて……」
「それがしのことでしたらお気になさらず! 爺やは影でごさいますゆえ、お二人きりと同じように振る舞って頂いて構いませぬ!」
構うのよ、あたしは!
って、あっ……!
じ、爺やまで……スカートの下に手を突っ込んで、ストッキング越しにショーツの上に指を這わせて、股間の敏感な部分に刺激を加えてくる……。
「ん……っ……や、あ……嫌ぁ……っ! あっ……くぅっ!」
ゴムの所に節くれだった指がかけられ、下着がずり降ろされる。
必死で押さえて、剥ぎ取られるのを防ごうとするあたし。
「やめてぇっ! 見えちゃう……見えちゃうからあっ……!」
男二人掛かりで、あたしのブラウスとスカートはボタンもジッパーも解き放たれ、身体に纏わりつくただの緩んだ布と化してしまっていた。
王子はあたしを横抱きにして首筋に舌を這わせてくる。
「駄目……そこっ……よわ、弱いのっ……!」
ブラからこぼれた乳房を掌中に弄ばれ、ショーツはついに床に脱げ落ちて、両膝に置かれた爺やの手によって股は大きく開いてしまった姿勢。
曝け出されたアノ場所に、熱い吐息が吹きかかる。
「んあっ……いやよっ……嫌っ! ああんっ……駄目ぇっ! そんなとこ!」