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ケン兄とボク。
第2章 二日目。
 ケン兄が面白いように焦った声をあげる。身体がビクっと舐める度にふるえているから、どうやら昨日や今日の仕返しは成功したらしい。

「あっ、うぁっ!?」
「んふふーー♪ んぉーお(どーお)?」

 くわえて舐め続けながら上を見ると、ケン兄は苦しそうな、けどとても気持ち良さそうな顔をしている。

「んっっっく……ッ!!」
「…………♪」

 どうやら答える事が出来ないみたい。珍しくボクがシュドーケンを握れるのが嬉しくて、思わずニヤケてしまう。ふと思い出して、手も上下に動かし始めるとケン兄が広げていた足を閉じてきた。

 う、身体が挟まれてちょっと痛い。

「や、やばいってゆうた! ちょっと、うっ、ほんとに待ってくれ」

 焦ったようにケン兄が言うけど、聞いてあげない。だって車であんな事された仕返しだもん。このまま、イかせてやるんだ。

「うぁあ、ゆうた、ゆ……ぅあ」

 ケン兄が僕の頭を離そうと押してくるけど、ケン兄とは思えないほど弱々しくてビクビクしてるのが分かる。

「ん♪ いっひぁえケンひぃ」

 昨日の夜のケン兄の台詞もマネてみた。

「あっあぁっ!? や、うあ」
「ん!」
「ぅぁっッッッくッッッ!!」

 次の瞬間、ケン兄の腰が跳ねたかと思うと、くわえた先っぽから、ボクの口の中に苦くてドロドロでぬるぬるした液体が勢い良く飛び出してきた。

「んん!?」

 思わず口を離すと、顔まで液体が掛かってくる。

「ぅっく……はぁ、はぁ、はぁ……」

 …………苦い!

 だーっ、と吐き出しながらボクは顔をしかめる。

「うぇー、なにこれ苦い」
「…………精子だよ。赤ちゃんの元」
「うぇ。昨日のこれってこんなに苦かったの?」

 本当は飲むとか言ってなかったっけ? いやいやいや、無理だよ!?

「……あぁ」

 あれ? なんかケン兄が真っ白になってる?

「どしたのケン兄?」
「……なんでもねぇ」

 ???




 その後、何故か無言で顔を洗われ、お風呂から出た後も、身体を拭いても、服を着ても無言のまま、ケン兄はボクを気持ちよくしてくれる約束を守らないで、部屋に引っ込んでいってしまった。

「…………あれ?」



 †


 そして、その日の深夜。

 ボクはケン兄に足腰が立たなくなるまで調教される事となるんだけど、それはまた別のお話。
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