この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
人妻淫ら調教
第14章 蕩(とろ)ける
 紅いロウの華が玲奈の身動きとれない肉体に咲き誇り、首筋から足の先まで紅く染まっていた。
 熱さの苦痛と歯ブラシの刺激の快感に、玲奈の理性は吹き飛び、意識はマヒして、ただ快感と苦痛に身を委ね、全てを忘れはてフワフワと快感と苦痛の波に飲み込まれていた。


「玲奈、聞こえんかな?ソロソロ、イモムシを抜いてやるわ。ふふふ、正気に返っても、もう戻れんぞ。ふふ。」


 彼女の様子を観察していた五郎の中に冷たい勝利感と、冷酷な喜びが広がっていた。
 極太のイモムシを玲奈の中から抜き取り、膝を持ち上げていたパイプを下げ、電動歯ブラシのスイッチを全て切った。
 快感の名残りの中で、夢とうつつの境を玲奈は漂っていた。
 これから自身の肉体に加えられるモノが何かも知らずにいた。


「ふふふ、ロウをとらなきゃな。紅く綺麗になったのになぁ。ふふ、少し痛い方法でとってやるわ。ふふふ、今日からはこいつを使うからな。クククッ。」


 嘲笑うように言う男の言葉を遠くに聞きながら、玲奈の意識は高校時代の思い出したくもない事件に戻っていた。
 多数の男に囲まれ、嬲りものにされ抵抗出来ない玲奈の身体を何人もの男が犯し、何度叫ぼうと逃れられなかった、その時の男達の残忍な仕打ちが蘇り、彼女は悲鳴をあげた!


「やぁー!助けてえー!ぎゃーっ!」


 五郎の動きが止まり、彼女を見つめた。
 悲鳴と同時に、玲奈は目覚め、汗をビッショリとかき、跳ね起きた。


「な、なに?えっ?ここは、会社?うそっ、今のは?えっ、縛られてる?あなたは?あっ、、、。」


 五郎の顔を穴のあくほど見詰めながら、玲奈は全てを思い出していた。
 そして、白い肌を縦横に走る荒縄に拘束され、ほとんど身動きの取れない今の状況を、あの時と同じだと感じていた。


「玲奈、悲鳴をあげてたぞ。嫌なことでも思い出したんかな?高校の時とか?違うかな?」


「ど、どうしてそれを?誰にも言ってないし、誰も知らへんはずやのに?まさか、アンタが?いや、あの中に居てたらわかるはず。」


 思わず口に出して、玲奈は激しく後悔していた。
 五郎に脅迫の理由をさらに与えるだけだと、気づいたからだった。


「ふふ、話しによったら、そいつらに復讐させてやってもエエで。もちろんタダとはいかんけどな。ふふふ、悪い話やないで?」
/440ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ