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人妻淫ら調教
第2章 絡め取られて
「あっ、ごめんなさいね、たかのさん。つい、あなたが魅力的やから、気を付けます。」


 玲奈の軽い反撃に、五郎は面白がりながら、計画を実行する時間を図っていた。


(口では、ああ言いながらいやがってはないなぁ。あと、三十分かな。飲ませたら、あとはこっちのもんや。)


 黒い企みを腹に収めながら五郎は、玲奈の太腿の外側から内腿へ指を這わせた。
 玲奈の身体がビクンとなり、五郎の方に顔を向けたが何も言わなかった。


(なに、このオッサン!人の身体さわり倒して、セクハラやん。けど、いやや、ない、変やわ?)


 玲奈の意思を確かめるように五郎の指が内腿の奥に動いた。
 瞬間、足が閉じられ、五郎は、あわてて手を抜いた。


(やり過ぎたか?けど、途中までは良かったな。そろそろ、いくか?)


「ありゃ、イタズラが過ぎたかな?高野さん、ごめんなさいね。ビール飲みすぎかな?」


 そういいながら五郎は例の薬を玲奈のコップの中に入れた。


「高野さん、お詫びに一杯どうぞ。」


「えっ、あっ、はい、いただきます。」


 注がれたビールを玲奈は不用心に飲み干してしまった。


(よし、あと五分やな。楽しみや。)


 飲み干した瞬間、玲奈の舌先に何かが触れたが、あっと思った時は喉を通過していた。
 何事もなかったように新年会が終わりを告げたが、玲奈は意識を失っていた。
 五郎が家まで送ることを買ってでて、タクシーにグッタリしたままの玲奈を押し込んだ。


「あのう、SYまで行ってくれるかな?」


「はい、秋田町ですね。」


 玲奈と五郎を乗せたタクシーは、秋田町のラブホテルに向かった。
 グッタリしたままの玲奈をタクシーからおろし、ラブホテルの六階にの部屋を選び、エレベーターに乗った。


(目ぇ覚ましたらビックリするやろな。まあ、その時は、後の祭やがな。)


 五郎の黒い欲望を知らぬげに玲奈はコンコンと眠り続けていた。
 三十分ほどたっただろうか?
 玲奈の意識が戻り始めていた。


「えっ、なに?身体が、動かへん?へっ、うそっ、縛られてる!なんで?」


 自由になろうと、玲奈は空しくあがいた。


「お目覚めかな?高野さん。動いても無駄やで、ほどけへんようになってるから。楽しみやな、これからあんたがどんな風に変わるかな?」
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