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人妻淫ら調教
第9章 恥辱訪問
「うん、まさかかもな、ふふ、楽しみやな。お前を見たら、お得意さんが喜ぶで、クククッ。いやなら、エエんやで。」


(さて、どうでるかな?拒否するか、OKするか?第一関門やな。)


 五郎は拒否の出来ない状況に追い込んだ獲物をトコトン、イタブルつもりだった。


「どうして、私なんですか?どうして!」


(断りなさい!あかんよ、断らんと!けど、子供に、、、)


「どうしてって、お前がマゾやからや。それに断らへんのや。ホナ、行こか。」


 えっ、と玲奈が驚いている間に、五郎が車を降り助手席のドアを開け、玲奈の手を掴み立ち上がらせた。
 玲奈の腰に五郎の手が回され、弾力のあるヒップを撫で回し始めた。


「そんな、逃げられないんですね。けど、酷すぎます。子供の事がなかったら、誰がアンタの言うことなんか、聞くもんですか。エエ加減にして!」


「ふふ、モノが言えるんもチョッとの間や、たんと、しゃべっとき。クククッ、楽しみやで。」


 玲奈の抗議も軽く受け流しながら、五郎はビルの中に入っていった。


「あっ、いらっしゃい。山口さん、社長が首を長くして待ってらっしゃいますよ。」


「ありがとう、滑田さん。これから上がるわ。よろしゅう言うといてなぁ。」


 にこやかに応対する受け付け嬢に見送られエレベーターホールへ歩いた。
 玲奈の背中に受け付け嬢の言葉が聞こえてきた。


「今の女の人、ビックリやね。ブラウスのボタン外して、前バックん開いてどっかの制服やろか?けど、中身は商売女みたいやわ。」


 抗議しようと思ったが、聞こえたのはここまでだった。
 エレベーターの扉が閉まり、上へ上がり始めると五郎の唇が彼女の唇を塞ぎ、吸い貪った。


(ふふ、段々求め出してるな。身体まで押さえてないのに密着してきよる。ここが終わったら昼飯食べながら、楽しませて貰うか?ふふふ。)


 エレベーターの扉が開き何人かが乗り込んできたが、二人を見ると驚きながら、口々に、


「不倫?年離れすぎやろ!よその会社で、せんでもエエのに!」


(いやっ、人が、だめ、止めなきゃ、、だめ、、止めないと、、)


 玲奈の中での葛藤など気にする風もなく、目的の階につくまで二人はお互いの唇を求め貪りあっていた。
 エレベーターの扉が開くと何事もなかったように、社長室へむかっていた。

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