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人妻淫ら調教
第11章 奴隷の首輪
「ユックリ飲んだってかまへんよ。飲みながらでも、できるかな?少し、ジットしてるんだ。お前にはイヤだろうが、一種のプレゼントだな。」


 えっ、何ですかと唇が動きかけた途端、玲奈の首筋にヒンヤリとした感触がした。
 それが何か気付いた瞬間、逃れようと両手を首筋に当て、男の手を剥がそうと暴れたが、手遅れだった。


「これじゃ、犬やない!外して、いややわ!」


 愉快そうな笑顔を浮かべ、五郎が玲奈の顔を首筋に細めの紅い首輪を、ほっそりとした首に巻き付けた。
 恨みがましく男を睨む、玲奈の瞳に殺意の炎がギラギラと輝いていた。


「うん、よう気がついたな、玲奈。お前の首輪さ。つまり、牝犬には首輪と鎖がピッタリなんでな。ふふふ、殺したいか?憎めばいいさ。その方が、お前をイタブル楽しみが増えるだけやで。ククッ。」


 五郎の顔に悪魔の笑いが広がっていた。


「そ、そんな、首輪なんて、、酷すぎる、アンタにとって、私なんて、その程度なの?家畜なん?」


「そうや、その程度や。いやなら、止めてもエエんやで。決めるんは、お前次第や。ソロソロ始めるで。」


(ふふ、もっと恨め、もっと憎め!ふふふ、俺を楽しましてくれや。ふふふ。)


 抗議をしようと口を開きかけたが、全ては唇を塞がれ、人妻の意思と言葉を男の唇に吸いとられて消えた。
 唇が放れ、


「ケダモン、アンタの言う事なんか、なんか、聞きたくないけど、私を、罠にかけたんわ、アンタ!今も、一緒に居たくないし、帰りたい!けど、アンタの言う事、聞かなきゃ、聞かなきゃ、私に、逃げる事さえ出来んようにしたんわ、アンタよ!」


 思わず、高ぶった感情に玲奈は激しい感情を言葉で、五郎にぶつけていた。
 聞こえなかったように、ニヤリとしながら五郎は玲奈の手首に手錠をかけた。


「ふふふ、そう言うことや。お前の言う通りやで、玲奈。その為に、お前を選んだんや。ふふふ、口で何を言おうと、お前の身体は朝から俺の責めに応え、肉体的な悦びに溺れて、我を忘れていた。母親や妻としての仮面より、マゾ奴隷の本能的な悦びを与えられ、求め始めてる自分を認めるんだな、玲奈。」


 首輪をグイと引っ張られ、玲奈は引きずられるように、ベッドの奥の薄暗い空間に連れて行かれた。


「そ、そんな、違います、溺れるなんて、アンタの思い込みよ!」
 
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