この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
他人の妻、親友の夫
第9章 浮気の境界線
「えっ……?」

さぞ間抜けな顔だっただろう。
今思い出しても恥ずかしい気分になる。

もはや海晴にとって志歩は自分の一部にまで感じられていた。今さらそれを失うというのは、自分が欠損してしまうのとほぼ変わらなかった。

「ちゃ、ちゃんと働く。ダンスは諦めて、しっかりと働くつもりだ……」

プロポーズが受け入れられてから言おうと思っていた言葉だったが、予期せぬかたちで言うこととなってしまった。
それを聞いた志歩はぷっと吹き出して笑う。

「なんでダンス辞めるのと結婚するのが関係あるの? 私はダンスしてる海晴、好きだよ。辞めたいって思ってるなら残念だけど仕方ないけど、結婚するのとは関係ないよ」

後ろ暗く感じるとこも、志歩はいつだって明るく変えてくれる。
海晴はますます離れがたいものを彼女に抱いてしまった。

/257ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ