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他人の妻、親友の夫
第9章 浮気の境界線
「しっかり視てもらえっ!!」

海晴はテーブルの上のハンディカムを手に取り、彼女に向けた。

「本当に悪いことをしたって反省してるっ……だからお願いっ……こんなことは……」
「まだそんなこと言うのか?」

海晴はもう片方の手でスリップとブラの肩紐を外す。

「きゃっ!?」
「そのおっぱいも視てもらえ。レンズの向こう側の夫に笑いかけろっ!!」

覆った手を払いのけ、薄桜色の乳首も映像に収めた。
だが流石に片手では歯向かう成人女性を制するのは限界がある。
とはいえ手荒な真似だけは絶対にしたくなかった。

仕方なくカメラを再びテーブルに戻し、理依の身体に抱きつく。
先日抱いたときも感じたが、彼女の身体は適度に柔らかく、肌もしっとりと気持ちいい。
抱き締めているだけで興奮は増していくようだった。

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