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色んなコトしましょ
第2章 『わがままな犬』
また彼女は同じ姿勢で、同じような作業をしていた。

俺にパンツを覗いてもらう為の姿勢だ。
中腰になり、足と足の間を少し広げている。



彼女も俺と一緒だ。
本なんて実はどうだっていいのだ。
この雌犬は、公共の場所、人目につく場所としてたまたま彼女の好きな図書館を選んだんだろう。
何だか、ここで本を読んでいる全ての人が、同じ様な卑猥なことを考えているような、馬鹿な気がしてくる。



今日もまた、彼女はもしも自分の付き合っている女の子が履いていたら思わず引いてしまうような下着を履いている。
だんだんと足を開く角度が広がっているのは気のせいではないだろう。
太ももに青く浮かび上がる血管がいやらしい。





彼女は待っているのだろう。

動きが何だかわざとらしく見える。

「ご主人様、首輪をつけて!私を雌犬にして!」




俺は手元のスイッチを入れた。

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