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第1章 始まり

冷蔵庫から野菜を取りだし、冷たい水で綺麗に洗い流す。

『チエ、おはよ』

耳元でいきなりユウキがささやく。
あまりの不意打ちに体がビクッと跳ねた。
振り向きたくても、ぴったりとユウキがひっついているため身動きが取れない。

『もぅ！びっくりさせないでって何回も言ってるでしょ！』
『ん？イッてる？』

にやっと悪い笑顔を浮かべながらパジャマの一番上のボタンを外し手を入れてくる。そして、優しく乳首を引っ掻かれた。