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初めての温泉旅行
第9章 空の下で
たろうもるみも、逢えば逢うほどお互いを好きになる。
そしてより情熱的な性交になっていく。
お風呂に入る前に、体が火照っている。


「るみさん、入ろう。体が冷えてもね。」
「うん。」


「それにしても、奇麗だよね。」
「恥ずかしいよ。でも、嬉しい。たろうさんに喜んでもらって。」
ゆっくり湯につかりながら、空を見上げる。
月明かりが明るいので、星は見づらいがどれでも都会よりは
はっきりくっきり見える。
星空もとても奇麗だった。

「奇麗な空だね。」
「うん。奇麗だよね。」


るみを後ろから抱きかかえる態勢になっている。
たろうは、耳たぶを甘噛みする。
そして、るみの首筋をペロっと舐める。

「いやん。お湯が汚れちゃうよ。」
「あはは。」
「掃除するだろうから、大丈夫でしょ。」

そんな事を言い合いながら、イチャイチャとお風呂でするのだった。

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