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口琴
第13章 お義父様との縄遊び
蕾を乗せた車は、中條邸の門をくぐった。

エアコンの効いた車内で、雨に濡れた蕾の躰は芯まで冷えていた。

朦朧とする意識のまま躰がふわりと浮き、誰かの腕に抱かれて運ばれているような感覚…。やがて一室のドアが開き、柔らかい布団の上に横たえられた。どうやらベッドのようだ。

何やら周囲がザワついて、忙しなく人が動く気配がする。

半乾きのワンピースは脱がされ、下着まで…。それから温かいタオルで躰の隅々まで丁寧に拭き上げられた。皮膚を刺激されるうちに、意識が戻りつつあったが、まだ声を出す事ができない。

ぼんやりと開いた視界。数人の使用人達がパタパタと動き回っていて、一人のメイドが蕾の瞳が開いていることに気づき、慌てて叫んだ。

「あ、お気づきになりました!松岡先生!お坊っちゃま!」

周囲に人の気配がなくなり静かになった。程なくしてコツコツと二足の革靴の音が近づき、ベッドの脇で止る。

銀縁眼鏡をかけ、もみあげまで口髭をたっぷり蓄えた男の顔が、蕾の目の前にクローズアップされた。

その男は、蕾の瞳にペンライトを翳し視診する。それから血圧を測り、聴診器を胸に当てた。

「うん…ちょっとした疲労と貧血だ。点滴すれば回復するだろう。今晩は安静に。中條、くれぐれも無理は禁物だ。お楽しみは明日。ハハハッ」

男は中條を呼び捨てにして、笑った。

「松岡、君が診てくれると安心だよ」

「あぁ。しかし…今度はハーフの娘か?…」

「…今までとは違う…。数々の少女を試してきたが、これ程の器量と名器は他にいない。初物の独特の快感は私にとって何よりの活力源だが、この子の躰はもはやその域ではない。初めてだよ…我が子を産ませてみたいと思ったのは…」

「ハハッ!よく言うよ。一体何人の少女を孕ませたと思ってるんだ?」

「フフッ…それは私の謀ではない。避妊はセックスに対する冒涜だ。少女達の膣穴は、私の精子を飲み込む為のもの。着床したら、君が摘み取ってくれれば済む事。それが君の任務だろ?松岡。ただ孕ませるのは簡単だ。私は、この子が四六時中私を欲し、お互いが望む妊娠に至らせるまで躾るつもりだ。身も心も私のものにね…」

「ほう…心ねぇ…。君の口からそんな汐らしい台詞を聞くとは。ハッハッ。まるで愛しているような言い種だ。君がそれ程まで入れ揚げるとは、興味深い…」

男は蕾に点滴を施し、呆れ顔で笑った。
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