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口琴
第14章 診察
唇に当てた小さな手の隙間から零れる声。それは仔犬のように甘やかで、そして哀しげで…。

秋の日は釣瓶落とし。障子を通す柔和な夕映えに、ほんのりと赤く染まるあどけない躰。

この無秩序な空間を斬る鹿威しの爽快な音も、幼い艶声と、松岡の奏でる淫らな舌鼓と、そして中條の掌情の肉擦れの音に掻き消される。

松岡は蕾の細い腰を両手で支え、前後左右に揺らして、髭がベットリと濡れる程、幼い媚肉を味わい、中條に晒した勃起をピュクピュクと揺らした。

せっせと肉棒に奉仕する右手に暇を与えず、松岡の唾で汚されながら身悶える蕾の淫らな恥態に目を細めながら、放水の瞬間を心待ちにしていた中條だが、二人に対して、モヤモヤとする何かが引っ掛かっていているような気がしていた。

そんな中條の右手が止まったのは、次の瞬間。

舌先を硬く尖らせたままで、蕾の腰から手を離した松岡。誰も揺らしてはいない筈の蕾の腰が、まだ艶かしく揺れている…。

尖った舌先に、自らの秘裂を擦り付けるように、拙い動きで、一生懸命に快感を貪ろうとしていた。

「…あうっ、んっ、あぁ…んんっ…」

「…蕾、お前って子は…!」

中條の低い声が響いた時、蕾の躰がビクンッ!と戦慄いた。

「あぁっ!あっーーっ!」

ジョボッ!ジョボッジョボッ!シャーー!ゴボゴボッ…

勢いよく透明の飛沫が迸る。その殆どが、松岡の咥内に流れ込んでいく…。

ゴクッ…ジュルッジュルッッ…

松岡は迷わず啜り上げ、喉を鳴らした。

松岡の腹の上に倒れ込んだ小さな躰は、ビクビクと快悦の痙攣が止まらない。

「はぁっ…はぁ…ごっ…ごめんな…さいっ…はぁはぁっ…」

「お嬢様、これはお小水ではありません。謝らなくても良いのですよ?女の子が、気持ち良い時に出るお水です。蕾様のおまんこがいっぱい気持ちよくなった証です」

「はぁ…お…おじちゃまっ…私…っ…」

「おや?…お嬢様のおまんこは、まだヒクヒクしていらっしゃいますね?もっと…欲しいのですか?」

目の前にある蕾の尻を両手で開き、潮を吹いたばかりの濡れ濡れの媚肉を見詰めた。

「……うっ…」

「…あぁ、可愛いお嬢様。私のおちんぽで良ければ挿入れて差し上げますが?…」

「…おじ…ちゃまっ…お…おち…んぽ…下さいっ…うぅっ…」

「…承知しました。…ではお嬢様、目の前のそのおちんぽに、少しばかりお湿りを…」
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