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口琴
第16章 妹の体温
二人の熱い吐息は、渇いた部屋の窓ガラスに、白い水滴を滴らせる。

「はぁ…はぁ…」

「…あっん…んんっ…」

以前、親友の陸人と一緒にスマホで見たアダルト動画を思い出そうとしたが、あんな風にはなれず、ただ蕾の全てを感じたい一心だった。

幼稚で、ぎこちない愛撫ではあるが、聖の愛撫は十分に蕾を快感へと導いていた。

蕾は頬を赤らめ、躰を熱くして高揚している。唇からは止めどなく艶悦の声が洩れる。 

「はっぅん…あんっ…んんっ…」


…もっと……したい……


聖は、唇を乳房からみぞおちへ、そして更にその下へと這わせた。

「あぁ…っぅん…気持ち…いいっ…」

蕾は、聖の唇から伝わる熱に、ぞくぞくとするような愛烈を血や骨に至るまで感じていた。

かつて自分の躰を弄んだ、身勝手な大人達の愛撫しか知らない蕾には、まさに初めての快感だった。


…もっと…して…欲しい…


聖の顔が、ゆっくりと上がってきたかと思うと、蕩けてしまいそうな翡翠の瞳を熱く見つめながら、パジャマのズボンの上から太ももを撫で、固く閉じようとする股間にゆっくりと指を這わせた。

「…ここ…触ってもいいか?…」

熱い吐息混じりの低い声は、蕾の脳を溶かし、幼い子宮を切なく疼かせる。

「…あぁ…私…変なの…熱くて…。あそこに…心臓があるみたいなの…」

「…その…変になってるところ…見せて?…優しくするから…。いっぱい…触りたい…」

「…恥ずかしい…。ここ…今ね?…すごく…えっちになってるの…。見ても笑わない?…」

「ああ、笑わない…。約束する。だから…えっちな蕾のここ、見せて?…」

「…ん…」

コクりと頷くと、固く閉じた太ももの力が弛んだ。

パジャマの上から触っただけでも、熱く湿っているのが分かる。

聖は、蕾の両足の間に割って入り、パジャマのウエストに両手の指をかけ、ゆっくり下ろした。

ブラとお揃いのショーツ。

スラリとした、しなやかな白い足。

閉じようとする膝を、聖は両手で割り開く。

水色のショーツは、大陰唇の形をくっきりと浮き彫りにし、短い縦の秘裂に食い込んでいる。その中心には、うっすらとしたシミが楕円を描いていた。

「…濡れてる…」

縦溝を長い指でなぞる。

「やっ…言わないで…」

蕾は慌てて両手で股間を隠した。

「…こら、ダメ…。ちゃんと見せて…」

「…あぁ…」
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