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口琴
第8章 悪魔の棲む家
酒臭い息を蕾の耳許に吹き掛けながら、敬介は蕾の躰をまさぐり始めた。

無骨な指は、艶やかな黒髪を鋤き、もう一方の手は、柔らかな太腿を徘徊する。

「やっ…やだっ!」

躰を強張らせ、逃れようと身をよじる蕾をそのままベッドへ押し倒し、覆い被さる敬介。

「ッ!!キャーッ!」

渾身の力を振り絞り、悲鳴を上げて逃れようともがくが、華奢な少女の抵抗など皆無に等しい。

軽々と両手を頭の上に纏め上げられ、身動きが取れなくなってしまう。

「蕾…俺達は親子じゃねぇか…。なぁ…最後の夜くらい仲良くしようぜ…ヘッへッ…」

「やっ!やだってばっ!やめてぇーーーっ!」

敬介は泣き叫ぶ蕾に慈悲の欠片も見せず、寧ろ冷酷な笑みを口元に浮かべながら、パジャマの裾を捲り上げ、必死で固く閉じようとする太腿の隙間に、易々と手を差し込んだ。

「小学生のガキのクセに、ココはもう男を知ってるんだよなぁ…。この、ちっこいロリまんこで、どうやって男に奉仕して悦ばせてるのか、俺にもじっくり見せてくれや…」

ショーツ越しの縦溝を、何度も執拗に往復する指。

クチュッ…クチュッ…

ショーツの中からは、悲しいことに淫音が漏れ始めた。

翡翠色の瞳は恐怖に怯え、涙が次々と流れ落ちる。

「ウゥッ…フェッ…やっ…パパ…ごめんなさい…許してっ…」

「何も謝ることなんてないさ。大人しくパパの言う事を聞いてりゃいいんだ。ほら、ココ…嫌がって泣いてる割にこんなに湿ってるぞ?さては、パパとシたかったんだな?蕾のロリまんこから出てるのは、嬉し涙か?ヒッヒッ…」

「っ…ちがっ…ゥッ…ゥッ…ンァッ!」

「蕾…お前、俺と梨絵がヤってるところ覗いてただろ?ヒッヒッ…。俺が知らないとでも思ってたのか?
俺達のセックス、どうだった?ヘヘッ…興奮しただろ?
知ってんだぜ?廊下でオナってたことも。ヘヘッ…。俺にあんな風にされたいんじゃねぇのか?ん?ガキのクセにちんぽ欲しがりやがって…。生意気な小娘だ。
そんなに欲しけりゃ、俺のぶっといのを挿入れてやっからよ。ヒッヒッ…。感謝しろよ?」

敬介は蕾の足を大きく開き、股間に顔を埋めて大きく息を吸い込んだ。

スゥーーッ…

「あぁ…いっちょ前に雌の匂いがしやがる…」

敬介は、ショーツの前布を掴み、グイッと上へ引き上げて、ふっくらとした媚肉の形を浮き彫りにした。
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