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ただ、あなたに逢いたくて~心花【こころばな】~
第35章 第十四話 【雪待ち月の祈り】
 「花がすみ」の隣は空き地や空き屋が並び、その先に筆屋と金物屋が向かい合って建つ四つ辻がある。四つ辻の向こうは打って変わって賑やかな大通りになる。
 昼過ぎのことひととき、店は漸く昼飯時分の多忙な時間が過ぎて、ひと段落していた。とはいえ、お彩にはゆっくりと休んでいる暇なぞない。だが、いくら掃き清めても、心ない秋の風はどこからともなく落ち葉を運んでくる。
 これできれいになった、そう満足げに店の前を見渡したのことだ。またどこからともなく風に乗って、ひとひらの葉が舞い降りた。
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