この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ただ、あなたに逢いたくて~心花【こころばな】~
第36章 第十四話 【雪待ち月の祈り】 其の弐
 泣いているお美杷を抱き上げると、頬ずりする。つぶらな黒い瞳に大粒の涙を溜めて見つめてくるのが、何とも愛らしい。目許辺りは父親の京屋市兵衛に写し取ったように似ていた。美男で知られる市兵衛の娘だけに、まだ漸く一歳になったばかりだというのに、愕くほど造作が整っている。
 胸元を開いて乳房をくわえさせると、お美杷は急いで吸い付いたかと思うと、勢いよく呑んだ。もう何でも食べられるのだけれど、一日に二度ほどはお彩の乳をこうして呑んでいる。満足するまで乳を吸うと、お美杷はあっさりと乳を離した。
/1605ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ