この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ただ、あなたに逢いたくて~心花【こころばな】~
第37章 第十四話 【雪待ち月の祈り】 其の参
 もう自分のために罪なき人々を犠牲にし、巻き込むことはできない。安五郎の精悍な顔、喜六郎の人の好さげな四角張った顔が次々に浮かんでは消えた。
 背に負うたお美杷が今夜ばかりは、ずしりと重く感じられる。そろそろ秋も終わりの夜気の冷たさが身にこたえた。空をふと仰ぐと、月もない漆黒の空が続いている。お彩にはその闇が無限に続いているように思えてならなかった。
/1605ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ