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ただ、あなたに逢いたくて~心花【こころばな】~
第37章 第十四話 【雪待ち月の祈り】 其の参
お彩さん、私は明日にでも京に帰ろうと思います。生まれ変わったつもりで、一からやる覚悟です。修業のし直しですよ」
「そんなお帰りになるだなんて言わないで下さい。私の言い方がやっぱりお気に障ったんですね」
 お彩が懸命な面持ちで言うと、安五郎は首を振った。
「違いますよ。あなたの言ったことは全く関係ありません。お彩さん、私はね、いつか喜六郎さんのような板前になるのが夢なんです。小さくても美味い小料理を出すことのできる店、私の料理を食べにきて下さったお客に、気持ちが安らぐ場所だと思って貰えるような店を持ちたいんです。そのためには、初心に立ち返って、もう一度勉強しなければ」
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