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ただ、あなたに逢いたくて~心花【こころばな】~
第38章 第十四話 【雪待ち月の祈り】 其の四 
【其の四】

 安五郎を見送った後、お彩は「花がすみ」に戻り市兵衛に文をしたためた。それを近所の金物屋の倅捨松に頼んで、京屋まで届けて貰うことにした。捨松はやっと八歳だが、機転のきく利発な子ゆえ、この役目には持ってこいだと踏んだのだ。おまけに、捨松は口も堅い。
 お彩は捨松に小遣いを多めに与え、このことは一切他言しないようにと言い含めた。市兵衛に宛てた文には、今日、返事をするので、和泉橋までお越し願いたいという旨が記されている。
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