この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ただ、あなたに逢いたくて~心花【こころばな】~
第44章 第十六話 【睡蓮】 弐
「そうなんだよ。実はな、あの氷の京屋と云われた男が何とぶっ倒れちまったっていうから愕きさ」
「―」
 思いもかけぬ言葉に、お彩が固まった。
 と、哲蔵がふいに素っ頓狂な声を上げた。
「おい、そろそろ昼休みもおしまいだぜ」 
 そこで初めて梅松も我に返った様子だ。
「おっと、いけねえ。昼からの仕事に遅れたら、また親方にみっちり絞られるぜ」
 梅松が大仰に肩をすくめ、哲蔵がちらりとお彩を見た。
「京屋のことがそんなに気になるんなら、ここに書いてあるぜ」
 哲蔵がそう言って差し出したのは、一枚の瓦版であった。
/1605ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ