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ただ、あなたに逢いたくて~心花【こころばな】~
第21章 第九話 【夫婦鳥~めおとどり~】  其の壱
 おきわがたまらず泣き声を上げ、「馬鹿野郎」と茂助に怒鳴られた。
「私、慶竹先生のところに行って、もう一度話を聞いてくる」
 そう言ったお彩の肩を掴んだ者がいた。
「お彩ちゃん、しっかりするんだ」
 いつしか伊勢次が傍らに座っていた。
 気付いていなかったのはお彩だけで、多分、伊勢次はここでお彩と茂助のやり取りを聞いていたに違いない。
「お彩ちゃんの気持ちは判るけど、今は先生の言葉と親父さんの生きる力を信じよう、な?」
 顔を覗き込むようにして優しく言われ、お彩はたまらず泣き出した。
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