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金木犀と悪魔な執事
第7章 決断の時



『月お嬢様が良ければ私が

料理をお教えしますが如何でしょうか?』


月は、いつの間にか手袋をはめていた

怜の両手を掴むと

全力で怜に感謝をした



「ありがとう…!!助かるよ!」


『それで昼食を食べた後に

早速練習致しますか?』


「うん、よろしくお願いします!」


午後の約束を取り決めると

月は制服を脱いで私服に戻った



その後は怜にウォーキングの練習を

見てもらったり、

基本的なマナーを教えて貰ったりと

午前中は有意義に過ごした




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