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金木犀と悪魔な執事
第7章 決断の時



怜を待つ間、月は

乃亜が持ってきてくれた本を

読んで待つことにした


数十分後ーーーー




『お待たせ致しました月お嬢様』


「うん、待ちくたびれた」


月は笑いながら言った


乃亜が運んできてくれた本は

どれも難しい内容のもので

結局、月は読まずに

ずっと怜の帰りを待っていた


「ねぇ、怜。ここのお屋敷にさ

ボードゲームって無い?」


怜を待つ間に月は

祖父母の事を思い出していた






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