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金木犀と悪魔な執事
第7章 決断の時



夕食を終えて部屋に戻ると

怜は私にハーブティーを用意してくれた


きっと気を遣ってくれたんだ


「またありがとう、怜」


申し訳なくなりながら

怜にお礼を言う



『執事として当然です。

そんなにお気になさらず、

ゆっくりお飲みください』



ハーブティーはリラックスできる、

そんな香りが部屋中に広がって

月の心を暖かくさせてくれた


ほっとするなぁ…





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