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金木犀と悪魔な執事
第7章 決断の時



泣き止んで落ち着いた月は怜に、

ごめんね、ありがとうと言った


そんな月を心配そうな目で見ながら、

怜はボードゲームを片付けた


『夕食に致しますか、月お嬢様』


月は頷いて返事をした


「ちょっと顔洗ってくるね」


そして、月はすぐに顔を洗い、

怜とダイニングへ向かった



向かう途中、月は

無意識に怜の腕の袖を掴んでいた


そんな月の行動に気づきながらも

怜は何も言わずにそのままにしてくれた





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