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金木犀と悪魔な執事
第8章 気づいた自分の気持ち?

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『大丈夫ですか、月お嬢様!!

しっかりしてください!!』



「…無理だよ怜」


月は大きい建物の門の前で

ふらっ…と倒れそうになって

怜がすかさず逞しい腕で支える


何で私がそんな事になってるのかって?



今、私は今日から通う

オレンジ学園の校門前にいる



周りにはとても優雅に歩くお嬢様

その隣には美形の執事


何もかもが輝いて見える………



月は圧倒されていた





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