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金木犀と悪魔な執事
第8章 気づいた自分の気持ち?
そして綺麗で、迫力が申し分ない学園
面積はいったいどのくらいあるの!?
って思ってしまう程、
もちろん目視では分からない大きさ
「こ、怖いよ……」
まるでここの空間だけ別世界
思わず月はUターンして
怜に気づかれないように
車に戻ろうと忍び足で動くが
『バレバレですよ、月お嬢様。
逃げてはダメです』
腕を掴まれて逃げられないように
怜の隣へ戻される
『さあ、中に入りましょう月お嬢様』
怜は爽やかに笑っているが
月に有無を言わさない雰囲気が
全身から溢れ出ている
月は逃げる事を諦めて
しぶしぶ校内に足を踏み入れるのだった