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金木犀と悪魔な執事
第8章 気づいた自分の気持ち?
『僕達3人の執事は、
月お嬢様がこの屋敷に来る前から
仕えていたのですが…』
月は息を飲んで次の言葉を待つ
静まり返る部屋には
時計の針の音が響く
そして乃亜は口を開いた
『怜さん、前はあんなにクールな人じゃ
無かったんです。
……月お嬢様に会う前までは』
えっと…どういうこと?
『つまり…月お嬢様の前では、
緊張してしまってるのでは
ないのでしょうか?
あくまで、僕の予想ですが…』
あの、完璧でクールな怜が
…緊張してる?