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金木犀と悪魔な執事
第8章 気づいた自分の気持ち?



怜に抱きとめられて

月は恥ずかしがりつつも、

ちょっぴり嬉しかった


「…怜こそ、何で起こさなかったのさ!」


怜の様子に戸惑いながらも、

月はそこまで怒っていないけど

対抗するように言う


『申し訳ありません…


でも……月お嬢様が

本当にご無事で良かったです…』


怜が柔らかい笑顔で、

心の底からほっとしたように

月に笑いかける



ーーードキッ



「!!?」


月の頬が一気に赤くなる



……なに今の!?




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