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金木犀と悪魔な執事
第8章 気づいた自分の気持ち?



私、何で怜にドキッとしてるの!?


ーー落ち着け、私の心臓落ち着け!!


赤面した顔を怜に見られたくないから

気を紛らわせるように、乃亜の方へ向く


「の、乃亜!案内ありがと……って

乃亜がいない!?」


一緒に居たはずの乃亜が見当たらず、

月が知らない間に姿を消していた


『乃亜?…居たのですか?』


どうやら怜は乃亜に気づいてなかった


「乃亜は、私の部屋まで

案内しようとしてくれたの。

なのに、お礼言い損ねちゃったな…」





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