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金木犀と悪魔な執事
第8章 気づいた自分の気持ち?



月は庭の金木犀の前に着くと

その場にしゃがんで眺める



…ベランダの金木犀より

ほんのちょっと大きい気がする


そんなことを思いつつも、

早くも頭の中は怜でいっぱいだった



怜は、私に緊張していた


でも理由は私に言えない…


私の事を嫌いなわけじゃないって

言ってくれただけ良かった



もし怜に、嫌いだ。なんて言われたら

私、平常心で接して居られない…







…………え?


なんで私、

平常心で居られなくなっちゃうの?





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