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金木犀と悪魔な執事
第8章 気づいた自分の気持ち?



理由が言えなくて、

月を…お嬢様を不安にさせてしまった



執事として最低な事だ



怜はこの後もしばらく自分を責め続けた




…月お嬢様にバレないように

気持ちを隠して、

心の奥底に仕舞い続けろ



怜はしっかりと自分に言い聞かせ、

気持ちをすぐ切り替えると

部屋で月の帰りを待ち続けたーー






きっと、

お嬢様に惚れてしまったこの執事は

想いを伝えられる日など、

一生来ないだろう…






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