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金木犀と悪魔な執事
第8章 気づいた自分の気持ち?
ーーーチュッ、チュッ
初めて会った時の夜のように
怜はついばむキスを繰り返す
「んっ…あ…」
不意に怜が口の隙間を見つけて
舌をねじ込んでくる
激しさを増すキスに
息が出来なくなってきて、
椅子に座ってる月は
肘掛けを強く握る
怜は月を椅子から離れられないように
シートに片足の膝を乗せ
覆うような体勢でキスを続ける
「ーーれ…いっ!……くる、しい…!!」
月は途切れ途切れになりながら
怜にキスを止めるように言う