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金木犀と悪魔な執事
第8章 気づいた自分の気持ち?



『…月お嬢様、今日は少し趣向を変えて

レッスン致しましょう』


月を椅子からベッドの上に移動させ、

向かい合うようにする


怜はニヤッと笑うと

突然、月の視界が暗くなる


怜は、月を移動させた時に持ってきた、

ドレッサーの上に置いてあったタオルを

月の目を覆わせるようにして縛った


『クスッ…目隠しされた月お嬢様も

可愛らしいですね……』



嘘でしょーー!!?


月は目隠しを外そうと手を伸ばすと、

怜が片手で両手首を捕まえ

自分のネクタイを外して縛り、

月の頭の後ろへ持っていく





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