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金木犀と悪魔な執事
第9章 料理対決開催!!
あの日、
私が大人になった夜から
数日が経ったーーー
相変わらず怜は
私に対して優しくしてくれるけど、
夜になると、人が変わったように
意地悪に笑う執事のままだった
私の気持ちは特に変わったわけでもなく
今も怜への想いがよく分からないまま…
学園でも友達ができないまま
イベントの料理対決も明日、
目前に迫っていた
そして今日はキッチンにて怜から
鬼のような指導を食らっていた…
『そこで火を消す!遅いです!!』
「ご、ごめんなさい!!」
月も怜も自然と熱が入り
真剣にやっていたーーー