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金木犀と悪魔な執事
第9章 料理対決開催!!
2時間後、
怜のスパルタ指導は終わり
窓の外は夕日が沈みきる頃だった
月は結んでいたヘアゴムを取ると、
キッチンにある背もたれがない椅子に
力尽きたように座り、ぼーっとしていた
その様子を見た怜が、
『月お嬢様、夕食に致しましょう』
と言うと、月のお腹が
タイミングよく鳴ってしまい、
怜は吹き出して笑ってしまった
そんなこんなで夕食を食べ終え、
月は今、部屋のお風呂に浸かっていた
「ふぅ……」
ーーやっぱりお風呂は落ち着くな…