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金木犀と悪魔な執事
第4章 〜怜〜
心の中で葛藤していた時
ふいに怜が
あっ…と思い出したように声を出した
『お嬢様のお試し執事の担当は
今日の朝食まで私ですが、
その後は乃亜が担当いたします』
ーーー朝まで一緒に居られるんだ...
………って、なに嬉しがってんの私!!
こんな奴なんか、
早く変わって欲しいはずでしょ!?
「の、乃亜ね...。分かった!」
『では月お嬢様、
ダイニングへ移動しましょう』
うん。と言いながら
ベッドから降りようとした...が、
ん?何故か体が重くて動かない…?