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第4章 〜怜〜

昨夜、ほんの少しだったとは言え

初めての体験ばかりをした月は

思ってた以上に

体が疲れてしまったらしく

上手く体が動かなかった


ごめん、動けそうにない

と、怜に言おうとしたその時…


『ーー！！失礼いたしましたお嬢様！

そんなに体にご負担が掛かっていたとは

気付かずに...申し訳ございません！！』


跪き、頭を下げる怜...


昨夜の怜とは見違えるほど

今、目の前に居る怜は必死に謝った


根はちゃんと主を気遣う執事だった...