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金木犀と悪魔な執事
第4章 〜怜〜



怜は、朝食を部屋で食べる事を提案し

私もその方がいいと賛成した


その後の朝食では、

昨日予告されていたレッスンはやらず

落ち着いた食事になった


『月お嬢様、お皿を下げてくるので

お部屋で安静にお待ちください』


そう言って怜は部屋を後にした


残された私は部屋を見渡し、

何か暇つぶしが出来ないかと

物を探してみたが、

特に何も見つからず、

カバンの中にしまっていた

お気に入りの小説を取り出し

怜が帰ってくるのを待っていた。




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