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金木犀と悪魔な執事
第6章 〜優人〜



優人の声は落ち着いていて

でもほんの少し気だるそうな…

そんな声をしていた


そして他の2人の執事と違う所が

話し方と接し方

私に対して堅苦しくない…

マイペースな人なのかな?


「よ、よろしくお願いします。

あの…その名前の呼び方、

何とかなりませんか?」


月はおずおずしながら

変更を申し出た


『……月』


決してお嬢様とは言わず

呼び捨てにされた




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