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金木犀と悪魔な執事
第6章 〜優人〜



数分すると優人は

教材を数冊持って帰ってきた


薄い本や厚くて小さめの本など

種類は様々だった


……あれ!!?


「え、優人、眼鏡してる?」


優人は、その端正な顔立ちに合った

黒い縁の眼鏡をかけていた


『俺は字を読む時だけ

眼鏡をするようにしてる』


さあ、始めるぞ

と、言いながら優人は月を椅子に座らせ

自分は横に立ち、話を始めた




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