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金木犀と悪魔な執事
第2章 知らなかった本当の自分




時は過ぎて夕方


私はまだベッドに座っていた


先に話すと、

私の父は早くに過労死、

母は病死で私が幼い頃に亡くなっていた


黒髪の執事の話を聞くと、私の両親は

永原財閥の社長とその妻であり、

私が高校生になったら

財閥の令嬢として育てるように

遺書に残していたそうだ


祖父母にも電話をして確認をした


今まで黙っててごめんねって

おばあちゃん泣いて言ってた


迎えの時が来るまで

秘密にするように言われてたみたい




……………本当なんだ




ここまでは信じるし、

両親の意思を継ぎたいから

ここに住むとしよう……



でも!!!!!


私が理解出来ないのは3つ!!



あの執事が言ってた事だよ!!


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