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金木犀と悪魔な執事
第6章 〜優人〜
ショッピングモールに着くと
私がキラキラ目を輝かせて
ショーウィンドウにかじりついたり、
あれこれ店の前を止まるものだから
優人はその度、
月は元気だな
って言いながら笑った
でもまだ怜の事が頭から離れなくて
思い出さないようにって
月はわざとはしゃいだ
そんなこんなで
服や靴やカバンを複数買った
…どうやって支払ったのかって?
優人のポケットから
ブラックカードが出てきてね、
『これは月専用のだから』
って言いながら払ってたよ