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Memory of Night 番外編
第1章 こたつでお仕置き
薄く開いた唇からピンク色の舌を覗かせ、すがるようにつぶやいた。
そうして自分の根元を握りこむ晃の左手に、自ら下肢を押し付ける。
「わかったよ」
晃は一言そうこたえて頷いた。
言葉では聞けなかったけれど、その行動が宵の精一杯の『おねだり』なら、よしとすることにする。
晃は宵の体をコタツから出して、手早くジーンズと下着を脱がせた。
足を開かせ、すっかり起ちあがって蜜を溢れさせている先端にそっと口付ける。
「あっ……」
反射的に足を閉じようとする宵の膝を軽く叩いて、晃がそれをたしなめる。
「ここ俺の部屋じゃないし、汚すわけにはいかないからね。飲んでやるよ」
言いながら宵の足を閉じれないように固定し、宵の分身を口に含む。
舌で茎の部分をなぞりながら根元を握りこんでいた手を離した。
それだけなのに、たまらなかった。
「あ……っ、あ、あぁっ!」
視界が弾ける。
せき止められていたものがようやく解放されて、あらがう暇もないうちに、宵は身をよじらせて晃の口に放っていた。