この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Memory of Night 番外編
第5章 美少女メイドを捕まえろ!

 ようやく特定する。足音を忍ばせ、教室のドアに近づいた。
 大山が周囲に気を配らせた限りでは、人の気配はなかった。宵は大山に気づいてはいないようだったし、おそらくあの教室から逃げてもいないだろう。
 ――まだ、教室の中にいるはずだ。
 ドアの影に身を屈め、廊下側の窓から教室内を覗いた。
 そこにはやはり、メイドがいる。
 窓際に立ち、大山に背を向ける格好で立っていた。
 肩より長い茶髪。頭の上には白いひらひらがついたカチューシャをしている。
 黒と白で彩られたメイド服にはフリルが多くあしらえてあった。腰の辺りで結ばれたエプロンには、リボンもついている。
 スカートは短く、黒いニーハイソックスを履いているため、白い太ももが露わになっていた。

(絶対領域……っ)

 大山はその足に一瞬見とれそうになるも、あれがクラスメイトの男であると思い出し、慌ててぶんぶんと首を振った。
 そうして手にしていた手錠を一度開いて使い方を確認し、勢いよくドアを開けた。

「宵! 温泉旅行は俺が貰う! 観念しておとなしく捕まれ!」
/311ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ