この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Memory of Night 番外編
第5章 美少女メイドを捕まえろ!

 そして、何より大山に疑問を抱かせたのは、フリルのついたメイド服越しにでもわかる胸の膨らみだ。自然と視線がそこへ行く。
 彼女の胸と瞬時に比較してしまい、Cはあるだろうと推測した。

(いや、てか宵に胸があるわけないだろっ)

 まさか、本当に別人?
 大山はメイドの全身を、舐めるように見つめる。
 メイドはもう片方の手を伸ばし、今度は大山の胸元辺りに触れてきた。

「わ、ちょ……」

 ついつい逃げ腰になり身を引くが、後ろにはドアがある。逃げられるはずがない。背がドアに当たり、耳障りな音が響いた。
 メイドの白い手は、徐々に下へと下り大山の股間に伸びる。

「宵……っ」

 上擦る声でそう呼びかけても、メイドは反応しなかった。
 鮮やかに彩られた目元が、思案するように細められる。だがそれはほんの一瞬のことで、すぐにまたあの微笑に戻った。
 手錠を持つ手は握られた状態のまま。
 メイドの格好をした美少女は大山の耳元に唇を寄せ、初めて口を開いた。

「――悪い、あとで昼飯奢るから」
「…………え?」

 声はやはり宵のもの。
 聞き慣れたその声に、我に返る。
/311ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ